ランタイム
用語
「ランタイム」(runtime、実行時)についての説明です。
ランタイムって何ですか?
「ランタイム」とは、プログラムを実行している時のことや、プログラムを実行するために必要な部品を指すIT用語です。具体的には、プログラミング言語によって提供されるランタイム環境や、データベースソフトウェアにおけるランタイム版などがあります。この言葉は文脈によって異なる意味を持つため、使われる文脈に注意が必要です。
プログラムを実行している時のことって、どういうことですか?
プログラムを実行するとは、プログラムをコンピュータ上で実際に動かすことを指します。例えば、あなたがスマホでゲームをプレイしている時、そのゲームのプログラムが実行されているということです。そして、そのプログラムが実行されている時のことを「ランタイム」と呼びます。
プログラミング言語によって提供されるランタイム環境って、何ですか?
プログラミング言語によって提供されるランタイム環境は、その言語で書かれたプログラムを実行するために必要なソフトウェアです。例えば、JavaやPythonといった言語には、それぞれランタイム環境があります。この環境は、プログラムが必要とする機能を提供し、プログラムを実行することができるようにします。
データベースソフトウェアにおけるランタイム版って、どういうものですか?
データベースソフトウェアにおけるランタイム版とは、開発機能を省いたプログラムのことです。例えば、Microsoft Accessなどのデータベースソフトウェアには、作成済みのデータベースを開いたり操作したりする機能だけがあるランタイム版があります。開発者以外の人が、作成されたデータベースを利用するために使われます。
ランタイムエラーという言葉も聞いたことがあるのですが、これは何ですか?
なるほど、ランタイムエラーはプログラムが実行されている時に発生するエラーで、原因が明確ではなく、デバッグが難しいんですね。
まとめ
「ランタイム」(runtime、実行時)とは、プログラムを実行している時のことを指すIT用語です。
プログラムのエラーがランタイムに発生する場合があります。
また、プログラムを実行するために必要な部品であるランタイム環境と呼ばれるソフトウェアがあります。
これは、プログラムの動作をサポートする機能を提供し、JavaやPythonなどのプログラミング言語では必要不可欠な存在です。
一方、開発機能を省いたプログラムであるランタイム版というものもあります。データベースソフトウェアなどに使われ、作成済みのデータベースを開いたり操作したりする機能だけが含まれています。
ランタイムは、文脈によって異なる意味を持つ言葉であるため、注意が必要です。