REST

作成:2023-04-04 19:08
更新:2023-04-04 19:08
概要
「REST」について説明したページです。「REST」は、分散システムの資源を扱うためのアーキテクチャ原則の一つです。

用語

「REST」(Representational State Transfer)についての説明です。

説明

student
生徒

RESTとは何ですか?

teacher
先生

RESTとは、分散システムの資源を扱うための考え方や方法論であり、Webサービスの設計モデルです。HTTPプロトコルの策定にも関わったロイ・フィールディング(Roy Fielding)氏が提唱したアーキテクチャ原則の一つで、Webアプリケーションやサービスを作成する際に用いられます。

student
生徒

RESTがプロトコルではなく、アーキテクチャ原則の一つだと言っていましたが、どういう意味ですか?

teacher
先生

RESTは、Webアプリケーションやサービスを作成する際に用いられるアーキテクチャの一つで、HTTPプロトコルをベースにしたAPI設計手法です。つまり、RESTはWebサービスの設計の考え方であり、HTTPプロトコルを使って実現されるものであるということです。

student
生徒

RESTなWebサービスは、どのようにしてデータの送受信を行うのですか?

teacher
先生

RESTなWebサービスでは、そのサービスのURIにHTTPメソッドを使ってアクセスすることでデータの送受信を行います。たとえば、HTTPのGETメソッドを使ってURIにアクセスすることで、Webサービスからデータを取得することができます。また、POSTメソッドを使ってURIにデータを送信することで、Webサービスにデータを登録することもできます。

student
生徒

HTTPメソッドとは何ですか?

teacher
先生

HTTPメソッドは、HTTPプロトコルで定義された、Webサーバーに対して行いたい処理を指定する方法です。代表的なHTTPメソッドには、GET、POST、PUT、DELETEなどがあります。RESTでは、これらのHTTPメソッドを使用して、WebサービスのURIにアクセスすることでデータの送受信を行います。

student
生徒

RESTのメリットは何ですか?

teacher
先生

RESTのメリットは、シンプルであることと、拡張性が高いことです。また、RESTなWebサービスは、HTTPプロトコルを使用するため、既存のHTTPクライアントが使用できるため、実装が容易で、利用者も使いやすいというメリットがあります。また、RESTはステートレスであるため、リクエスト間で状態を保持する必要がなく、スケーラビリティが高いというメリットもあります。

student
生徒

RESTful APIとは何ですか?

teacher
先生

RESTful APIとは、RESTの原則に従って設計されたWeb APIのことを指します。RESTfulなAPIは、HTTPメソッドを使用してリソースを操作し、URIを使ってリソースにアクセスすることができます。また、RESTfulなAPIは、シンプルで拡張性が高く、既存のHTTPクライアントを使用することができるため、実装が容易で利用者も使いやすいというメリットがあります。

まとめ

「REST」(Representational State Transfer)は、分散システムの資源を扱うためのアーキテクチャ原則の一つであり、Webサービスの設計モデルです。

HTTPプロトコルをベースにしたAPI設計手法で、HTTPメソッドを使用してWebサービスのURIにアクセスすることでデータの送受信を行います。

RESTのメリットは、シンプルであることと、拡張性が高いことです。

また、RESTful APIは、RESTの原則に従って設計されたWeb APIであり、HTTPメソッドを使用してリソースを操作し、URIを使ってリソースにアクセスすることができます。

RESTfulなAPIは、実装が容易で利用者も使いやすいというメリットがあります。

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