XML
用語
「XML」(エックスエムエル、Extensible Markup Language)についての説明です。
XMLって何ですか?
XMLは、文書やデータの意味や構造を記述するためのマークアップ言語の一つです。つまり、情報の意味や構造、装飾などを特定の文字列で地の文に埋め込んでいく言語です。
XMLとHTMLの違いは何ですか?
HTMLと違って、XMLは見た目ではなく内容に注目しています。HTMLではタグで文字を太く表示することができますが、XMLではタグでデータの意味や構造を示します。また、HTMLはWebページを作成するための言語であるのに対し、XMLはデータの意味や構造を表現することを目的としています。
XMLファイルの書き方はどのようになっていますか?
XMLファイルの書き方は、以下のようになっています。まず、「<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>」のようなXML宣言をファイルの先頭に記述します。これはXMLファイルのバージョンや文字コードを指定するものです。
そのあとは、どうですのですか?
ルート要素を作ります。これはXMLファイル全体を囲む最上位の要素です。ルート要素の中に子要素を作ります。これはルート要素に属する要素で、複数作ることができます。子要素の中にさらに孫要素を作ることができます。これは子要素に属する要素で、階層構造を表現することができます。
それで終わりですか?
まだあります。要素の中にテキストや属性を記述することができます。テキストは要素の内容を表し、属性は要素に付加的な情報を与えます。 タグは必ず閉じる必要があります。閉じタグがない場合は空要素として表現します。コメントはXMLファイル内で無視されます。」
要素は、どう書くのですか?
要素は「<name>太郎</name>」のようにタグで囲います。タグは必ず閉じます。閉じタグがない場合は空要素「<br />」として表現します。
属性は、どう書くのですか?
属性は「<name id="1">太郎</name>」のように要素の中に書きます。
他には何がありますか?
コメントがあります。コメントは「<!-- コメント -->」と記述します。コメントはXMLファイル内で無視されます。
XMLを使うと何が便利なのですか?
XMLはデータの意味や構造を表現することで、さまざまなアプリケーションやプログラム言語でデータを扱いやすくすることができます。また、XMLはデータを人間やコンピュータが理解しやすい形式で表現することができるため、データの相互変換や共有にも便利です。
まとめ
「XML」(エックスエムエル、Extensible Markup Language)とは、文書やデータの意味や構造を記述するためのマークアップ言語の一つです。
HTMLと同じくSGMLという規格に基づいていますが、HTMLとは異なり、見た目ではなく内容に注目しています。
XMLでは、ユーザが独自のタグを指定できることから、マークアップ言語を作成するためのメタ言語とも呼ばれます。
XMLは、データの意味や構造を表現することで、さまざまなアプリケーションやプログラム言語でデータを扱いやすくします。
XMLファイルは、XML宣言とルート要素を作成し、その中に子要素を作り、要素の中にテキストや属性を記述することができます。
また、コメントも記述可能です。
XMLは、Webアプリケーションやデータ交換フォーマットなど、広く利用されています。