インタプリタ
用語
「インタプリタ」(interpreter)についての説明です。
説明
インタプリタって何ですか?
インタプリタとは、高水準プログラミング言語で書かれたコンピュータプログラムを解釈・実行するソフトウェアのことです。つまり、人間に分かりやすいプログラムを、コンピュータが理解できる形式に変換しながら実行することができます。
インタプリタとコンパイラの違いは何ですか?
インタプリタとコンパイラは、プログラムを実行するためのソフトウェアですが、実行する方法が異なります。コンパイラは、プログラム全体を一度にコンピュータが理解できる形式に変換してから実行します。一方、インタプリタは、プログラムを逐次解釈しながら実行するため、変換作業が必要ありません。
インタプリタの欠点はありますか?
はい、インタプリタには実行速度が遅いという欠点があります。コンパイラに比べると、実行に時間がかかることがあります。ただし、デバッグが容易であるという利点があります。
デバッグって何ですか?
デバッグとは、プログラムにあるバグ(誤り)を見つけて修正することです。インタプリタは、プログラムを逐次解釈しながら実行するため、プログラムの中にあるバグを比較的簡単に見つけることができます。
インタプリタとコンパイラのどちらが優れているのですか?
それは、どちらが優れているかは、使用目的によって異なります。インタプリタは、開発者が手軽にプログラムを作成できるという利点があります。一方、コンパイラは、一度変換すれば実行速度が速くなるため、大規模なプログラムを高速に実行することができます。
まとめ
「インタプリタ」(interpreter)とは、高水準プログラミング言語で書かれたコンピュータプログラムを解釈し、同時に実行するソフトウェアのことです。
コンパイラと比較して実行速度が遅いという欠点がありますが、プログラムを逐次解釈しながら実行するため、開発者が手軽にプログラムを作成できます。
また、デバッグが容易であるという利点もあります。
英語での意味は「通訳者」であり、高水準プログラミング言語で書かれたコンピュータプログラムを、コンピュータが解釈・実行できる形式に変換しながら実行していくという役割を持ちます。