テストカバレッジ

作成:2023-04-27 01:47
更新:2023-04-27 01:47
概要
「テストカバレッジ」について説明したページです。「テストカバレッジ」は、ソフトウェアテストにおいて、どの程度の割合のコードがテストされたかを表す尺度です。

用語

「テストカバレッジ」(test coverage、コードカバレッジ、code coverage)についての説明です。

teacher
先生

テストカバレッジとは、ソフトウェアテストの進捗を表す尺度の一つです。具体的には、テスト対象のソースコードのうち、どの程度の割合のコードがテストされたかを表すものです。

student
生徒

テスト対象のソースコードって何ですか?

teacher
先生

テスト対象のソースコードとは、開発者が書いたプログラムのコードのことです。テスト対象とは、そのコードが正常に動作するかどうかを確認するためにテストする対象の部分のことです。

student
生徒

テストカバレッジが100%だと、何が保証されるのですか?

teacher
先生

テストカバレッジが100%ということは、テスト対象のソースコードの全ての部分がテストされたということです。しかし、それでも完全な品質を保証するわけではありません。なぜなら、テストケースが十分に網羅的でない場合や、テストの方法に欠陥がある場合があるためです。

student
生徒

テストカバレッジの割合はどのように計算されるのですか?

teacher
先生

テストカバレッジの割合は、テストされたコードの行数やブロック数、命令数などの規模を、テスト対象となるソースコードの全体の行数やブロック数、命令数などの規模で割ったものです。例えば行数で見るとき、テストされた行数が100行で、テスト対象のソースコード全体が1000行だった場合、テストカバレッジは10%になります。

student
生徒

テストカバレッジを高めるためには、どのような方法がありますか?

teacher
先生

テストカバレッジを高めるためには、テストケースの網羅性を高めることや、テスト対象のコードをより細かく分割してテストすることが挙げられます。また、自動化されたテストを導入することで、効率的にテストカバレッジを高めることもできます。

まとめ

「テストカバレッジ」(test coverage、コードカバレッジ、code coverage)とは、ソフトウェアテストにおいて、どの程度の割合のコードがテストされたかを表す尺度です。

テスト対象のソースコードの全体の行数やブロック数、命令数などの規模に対して、実際にテストされた行数やブロック数、命令数などの規模を割合で表したものとなります。

テストカバレッジが高いほど、テストされていないコードが少ないため、ソフトウェアの品質が高いことが期待できます。

ただし、テストカバレッジが100%であっても完全な品質を保証するわけではなく、テストケースの網羅性やテスト方法に欠陥がある場合には、問題が残ることがあります。

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