Active Directory

作成:2023-04-13 22:02
更新:2023-04-13 22:02
概要
「Active Directory」について説明したページです。「Active Directory」は、Windows Serverの機能の一つで、ネットワーク上に存在する様々な資源や利用者の情報や権限を一元管理するための仕組みです。

用語

「Active Directory」(アクティブディレクトリ、AD)についての説明です。

student
生徒

Active Directoryって何ですか?

teacher
先生

Active Directoryとは、Windows Serverの機能の一つで、ネットワーク上に存在する様々な資源や利用者の情報や権限などを一元管理することができるものです。つまり、ネットワーク内の情報を統合的に管理するための仕組みです。

student
生徒

Active Directoryでは、どんな情報を管理するのですか?

teacher
先生

Active Directoryでは、ユーザーやコンピューター、プリンターなどのオブジェクトを階層的に整理して管理することができます。ユーザーアカウント情報、パスワード、グループメンバーシップ、アクセス許可、アプリケーションの設定、ネットワークリソースの権限、IPアドレスなどの情報を管理することができます。

student
生徒

Active Directoryでどのように管理するのですか?

teacher
先生

Active Directoryでは、階層的に整理されたオブジェクトをグループにまとめ、グループポリシーという仕組みで一括して設定や制御を行うことができます。例えば、特定のグループに所属するユーザーに対して、アプリケーションの利用権限を与えたり、特定のファイルやフォルダーへのアクセス許可を制御したりすることができます。

student
生徒

Active Directoryはどのようなプロトコルを利用するのですか?

teacher
先生

Active Directoryはディレクトリサービスと呼ばれる機能の一種で、LDAPやDNSなどのプロトコルを利用しています。LDAPはディレクトリ情報ツリーを検索するためのプロトコルであり、DNSはドメイン名をIPアドレスに変換するためのプロトコルです。これらのプロトコルを利用することで、Active Directory内のオブジェクトや属性にアクセスすることができます。

まとめ

「Active Directory」(アクティブディレクトリ、AD)は、Windows Serverの機能の一つで、ネットワーク上に存在する様々な資源や利用者の情報や権限を一元管理するための仕組みです。

ユーザーやコンピューター、プリンターなどのオブジェクトを階層的に整理し、グループポリシーという仕組みで一括して設定や制御を行うことができます。

LDAPやDNSなどのプロトコルを利用しているため、Active Directory内のオブジェクトや属性にアクセスすることができます。

ネットワーク内の情報を統合的に管理するために必要な仕組みであり、企業内や組織内で広く利用されています。

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