ストアドファンクション
用語
「ストアドファンクション」(stored function、ストアードファンクション)についての説明です。
ストアドファンクションとは何ですか?
ストアドファンクションとは、データベースに対する連続した複数の処理を関数の形でまとめ、必要に応じて呼び出せるようにしたものです。つまり、複数の処理を一つの関数にまとめることで、コードの再利用性を高め、プログラムの効率性を向上させることができます。
ストアドプロシージャとの違いは何ですか?
ストアドプロシージャとの違いは、呼び出し側への返り値の有無です。ストアドファンクションは関数であるため、実行結果を何らかの値として返却します。一方、ストアドプロシージャは手続きであるため、戻り値を返しません。つまり、ストアドファンクションは値を返す関数のようなものであり、ストアドプロシージャは手続きのようなものです。
ストアドファンクションはどのような場面で使われますか?
ストアドファンクションは、データベースに対する処理を関数としてまとめることで、データベース処理の効率化や再利用性の向上を図るために使われます。例えば、複数のテーブルからデータを取得し、集計して返すような処理を一つの関数にまとめておくことで、同様の処理が必要になった場合に簡単に呼び出せます。また、ストアドファンクションを使うことで、セキュリティ上のメリットがあります。
ストアドファンクションを作成するにはどうすればいいですか?
まとめ
「ストアドファンクション」(stored function、ストアードファンクション)とは、データベースに対する一連の処理をまとめた関数のことです。
通常の関数と同じように、データベースの外部から呼び出すことができ、一連の処理を一括して実行することができます。
ストアドファンクションは、ストアドプロシージャと似ていますが、違いは返り値の有無です。
ストアドプロシージャはデータベースの内部でのみ使用され、呼び出し元に戻り値を返さないため、手続きとしての性質が強いです。
一方、ストアドファンクションは、関数として実行され、何らかの値を返却することができます。
ストアドファンクションは、データベースの処理を簡略化し、パフォーマンスを向上させるためによく使用されます。