UDP

作成:2023-04-05 21:06
更新:2023-04-05 21:06
概要
「UDP」について説明したページです。「UDP」は、インターネットなどのIPネットワークで使われるプロトコルの一つです。

用語

「UDP」(User Datagram Protocol)についての説明です。

説明

student
生徒

UDPって何ですか?

teacher
先生

UDPは、インターネットやIPネットワークで使われる通信規約の一つで、データを送受信するための手順のことです。

student
生徒

TCPとの違いは何ですか?

teacher
先生

TCPと異なり、UDPはデータの信頼性を保証しないため、失われたデータや順序の変更が発生する可能性があります。しかし、UDPはTCPよりもシンプルで低遅延の通信が可能であり、リアルタイム性が重要な音声通話や動画配信に使われます。

student
生徒

UDPで送られるデータはどのように扱われますか?

teacher
先生

UDPでは、データは「データグラム」と呼ばれる単位で送信されます。各データグラムには、宛先のIPアドレスとポート番号、送信元のIPアドレスとポート番号、そしてデータ本体が含まれます。データグラムは、複数のホスト間で分割されたり、複数のデータグラムを組み合わせて送信されたりすることがあります。

student
生徒

UDPの利点は何ですか?

teacher
先生

UDPの利点は、TCPよりもシンプルであること、データの転送が速く、低遅延であることです。これにより、リアルタイム性が重要な通信や、大量のデータを高速に送受信する場合に効果を発揮します。

student
生徒

UDPの欠点は何ですか?

teacher
先生

UDPの欠点は、信頼性が低いことです。データの到着が保証されず、複数のデータグラムを受信する順序が保証されません。また、データが到着しなかった場合に再送要求をする仕組みもありません。そのため、データの正確性や完全性を求められる場合には、TCPのような信頼性の高いプロトコルを使う必要があります。

まとめ

「UDP」(User Datagram Protocol)とは、インターネットなどのIPネットワークで使われるトランスポート層のプロトコルの一つです。

TCPとは異なり、データの信頼性を保証しないため、失われたデータや順序の変更が発生する可能性があります。

しかし、UDPはシンプルで低遅延な通信が可能であり、リアルタイム性が重要な音声通話や動画配信に使われます。

UDPでは、データは「データグラム」と呼ばれる単位で送信されます。

データグラムには、宛先のIPアドレスとポート番号、送信元のIPアドレスとポート番号、そしてデータ本体が含まれます。

UDPの欠点は、信頼性が低いことです。

そのため、データの正確性や完全性を求められる場合には、TCPのような信頼性の高いプロトコルを使う必要があります。

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