内部結合
作成:2023-04-27 03:38
更新:2023-04-27 03:38
概要
「内部結合」について説明したページです。「内部結合」は、データベースのテーブル同士を結合する方法の一つで、結合する2つのテーブルに共通するカラムを指定して結合する方法です。
用語
「内部結合」(INNER JOIN句)についての説明です。
生徒
内部結合って何ですか?
先生
内部結合とは、データベースのテーブル同士を結合する方法の一つで、共通の項目が両方のテーブルに存在するレコードだけを抽出して表示する方法です。
生徒
共通の項目って何ですか?
先生
共通の項目とは、結合するテーブル同士において、同じデータが含まれるカラムのことを指します。例えば、社員テーブルと部署テーブルを結合する場合、社員番号や部署コードが共通の項目になります。
生徒
内部結合の方法を教えてください。
先生
内部結合は、SQLで実行する場合には'INNER JOIN'と記述します。具体的には、結合するテーブルを指定して、結合条件を指定する必要があります。
生徒
内部結合の利用シーンは何ですか?
先生
内部結合は、関連するデータだけを取り出したいときに便利です。例えば、社員テーブルと部署テーブルを結合して、各社員が所属する部署名を取得することができます。また、顧客テーブルと注文テーブルを結合して、各顧客が注文した商品名や価格を取得することもできます。
まとめ
「内部結合」(INNER JOIN句)とは、データベースのテーブル同士を結合する方法の一つです。
結合する2つのテーブルに共通するカラムを指定し、それを基準にして2つのテーブルを結合します。
内部結合では、両方のテーブルに存在する共通のデータだけが抽出されます。
そのため、2つのテーブルに共通する項目がない場合は結合ができません。
内部結合は、関連するデータだけを取り出したいときに使用されます。
SQLで実行する場合には"INNER JOIN"というキーワードを使用します。
内部結合は、データベースで頻繁に使用されるため、データベースの基礎的な知識として覚えておくと良いでしょう。