NAT
用語
「NAT」(Network Address Translation、ネットワークアドレス変換)についての説明です。
説明
NATって何ですか?
なるほど、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスって何ですか?
IPアドレスは、ネットワークに接続されたコンピュータを識別するための番号です。プライベートIPアドレスは、自宅や学校、オフィスなどのローカルネットワーク内で使われる番号で、グローバルIPアドレスは、インターネット上で使われる番号です。プライベートIPアドレスは、ローカルネットワーク内でしか通信できないため、グローバルIPアドレスに変換する必要があります。
静的NATと動的NATって何ですか?
静的NATは、事前にIPアドレスの変換ルールを設定して、そのルールに従って自動的に変換を行うNATの方式です。一方、動的NATは、通信が行われるたびにルールを作成して変換を行う方式です。静的NATはルールが固定されているため、変更が必要な場合には手動で変更する必要がありますが、動的NATは柔軟に変更ができるため、管理が容易です。
まとめ
「NAT」(Network Address Translation、ネットワークアドレス変換)とは、ネットワーク内のコンピューターがインターネットに接続する際に、プライベートIPアドレスからグローバルIPアドレスに変換する技術です。
これにより、複数のコンピューターが同じグローバルIPアドレスを共有することができます。
NATは、IPアドレスを節約するために広く使われており、静的NATと動的NATの2種類があります。
静的NATは、事前に変換ルールを設定することで、変換を行う方式です。
動的NATは、通信が行われる度にルールを作成し変換を行う方式で、柔軟に変更ができます。
NATは、インターネットを利用する上で必要不可欠な技術の1つとなっています。