リバースプロキシ

作成:2023-04-09 05:45
更新:2023-04-09 05:45
概要
「リバースプロキシ」について説明したページです。「リバースプロキシ」は、Webサーバに代わってクライアントからのリクエストを受け取り、応答するプロキシのことです。

用語

「リバースプロキシ」(reverse proxy、逆プロキシ)についての説明です。

説明

student
生徒

リバースプロキシって何ですか?

teacher
先生

リバースプロキシとは、Webサーバークライアントの間に置かれるプロキシサーバの一種です。Webサーバーに代わってクライアントからのリクエストを受け取り、Webサーバーに応答します。その際、Webサーバーの情報を隠すことができます。

student
生徒

リバースプロキシを使うメリットは何ですか?

teacher
先生

リバースプロキシを利用するメリットは、サーバーの負荷分散、セキュリティの向上、キャッシュや圧縮などの高速化などがあります。

student
生徒

サーバーの負荷分散について教えてください。

teacher
先生

リバースプロキシは、複数のWebサーバーにリクエストを振り分けることで、負荷の高いサーバーを回避したり、負荷の均等化を図ったりできます。

student
生徒

セキュリティの向上について教えてください。

teacher
先生

リバースプロキシは、Webサーバーに直接アクセスできないようにすることで、不正なアクセスや攻撃からWebサーバーを保護できます。また、リバースプロキシでSSL/TLSなどの暗号化通信を行うことで、クライアントとWebサーバー間の通信内容を保護できます。

student
生徒

キャッシュや圧縮などの高速化について教えてください。

teacher
先生

リバースプロキシは、Webサーバーから受け取ったコンテンツを一時的に保存したり、圧縮したりすることで、クライアントへの応答速度を向上させたり、通信量を削減したりできます。

student
生徒

リバースプロキシを使う場面はどのようなものがありますか?

teacher
先生

リバースプロキシは、Webサイトの大量アクセスが予想される場合や、セキュリティが重要なWebサイトで利用されます。また、Webサーバーを複数持つシステムで、負荷分散や高可用性を実現するためにも利用されます。

まとめ

「リバースプロキシ」(reverse proxy、逆プロキシ)は、クライアントとWebサーバの間に置かれるプロキシサーバの一種です。

Webサーバに直接アクセスする代わりに、リバースプロキシがWebサーバに代わってクライアントからのリクエストを受け取り、Webサーバに対して応答します。

このようにすることで、Webサーバの存在やアドレスを隠蔽することができます。

リバースプロキシは、複数のWebサーバにリクエストを振り分けることで、負荷の高いサーバを回避したり、負荷の均等化を図ったりすることができます。

また、Webサーバに直接アクセスできないようにすることで、不正なアクセスや攻撃からWebサーバを保護できます。

リバースプロキシでSSL/TLSなどの暗号化通信を行うことで、クライアントとWebサーバ間の通信内容を保護することもできます。

キャッシュや圧縮などの高速化も可能です。

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