プライマリDNSサーバ
用語
「プライマリDNSサーバ」(primary DNS server、プライマリネームサーバ、primary name server)についての説明です。
プライマリDNSサーバって何ですか?
プライマリDNSサーバとセカンダリDNSサーバって何が違うんですか?
セカンダリDNSサーバは、プライマリDNSサーバからゾーンファイルを定期的にコピーして、バックアップとして機能します。つまり、プライマリDNSサーバが故障した場合や負荷が高い場合に、セカンダリDNSサーバが代わりにドメイン名の解決を行います。一方、プライマリDNSサーバは、オリジナルのデータを保持・提供するサーバで、各ドメインにつき一系統のみが指名されます。
プライマリDNSサーバが故障した場合、どうすればいいですか?
プライマリDNSサーバが故障した場合は、セカンダリDNSサーバが代わりにドメイン名の解決を行います。セカンダリDNSサーバには、プライマリDNSサーバからコピーされた最新のゾーンファイルが保持されているため、問題なくドメイン名の解決が行えます。
プライマリDNSサーバは、どのような情報を管理しているんですか?
プライマリDNSサーバは、あるドメイン名とIPアドレスの対応関係を管理しています。具体的には、ゾーンファイルと呼ばれるテキストファイルにドメイン名とIPアドレスの対応関係を記述しています。
まとめ
「プライマリDNSサーバ」(primary DNS server、プライマリネームサーバ、primary name server)とは、あるドメイン名の情報を管理する権限を持つDNSサーバで、主系統のサーバのことです。
オリジナルのデータを保持・提供し、ゾーンファイルにドメイン名とIPアドレスの対応関係を記述しています。
各ドメインにつき一台のみが指名され、そのドメインに関する情報を提供する役割を担います。
セカンダリDNSサーバとは、プライマリDNSサーバからゾーンファイルを定期的にコピーして、バックアップとして機能します。
プライマリDNSサーバが故障した場合や負荷が高い場合に、セカンダリDNSサーバが代わりにドメイン名の解決を行います。
プライマリDNSサーバはDNSシステムにおいて重要な役割を担っており、安定した運用が求められます。