プライマリDNSサーバ

作成:2023-04-16 18:21
更新:2023-04-16 18:21
概要
「プライマリDNSサーバ」について説明したページです。「プライマリDNSサーバ」は、ドメイン名の情報を管理する権限を持つDNSサーバで、主系統のサーバのことです。

用語

「プライマリDNSサーバ」(primary DNS server、プライマリネームサーバ、primary name server)についての説明です。

student
生徒

プライマリDNSサーバって何ですか?

teacher
先生

プライマリDNSサーバとは、あるドメイン名の情報を管理する権限を持つDNSサーバのうち、主系統(メイン)のサーバのことです。つまり、オリジナルのドメイン名とIPアドレスの対応関係を保持・提供するサーバです。

student
生徒

プライマリDNSサーバとセカンダリDNSサーバって何が違うんですか?

teacher
先生

セカンダリDNSサーバは、プライマリDNSサーバからゾーンファイルを定期的にコピーして、バックアップとして機能します。つまり、プライマリDNSサーバが故障した場合や負荷が高い場合に、セカンダリDNSサーバが代わりにドメイン名の解決を行います。一方、プライマリDNSサーバは、オリジナルのデータを保持・提供するサーバで、各ドメインにつき一系統のみが指名されます。

student
生徒

プライマリDNSサーバが故障した場合、どうすればいいですか?

teacher
先生

プライマリDNSサーバが故障した場合は、セカンダリDNSサーバが代わりにドメイン名の解決を行います。セカンダリDNSサーバには、プライマリDNSサーバからコピーされた最新のゾーンファイルが保持されているため、問題なくドメイン名の解決が行えます。

student
生徒

プライマリDNSサーバは、どのような情報を管理しているんですか?

teacher
先生

プライマリDNSサーバは、あるドメイン名とIPアドレスの対応関係を管理しています。具体的には、ゾーンファイルと呼ばれるテキストファイルにドメイン名とIPアドレスの対応関係を記述しています。

まとめ

「プライマリDNSサーバ」(primary DNS server、プライマリネームサーバ、primary name server)とは、あるドメイン名の情報を管理する権限を持つDNSサーバで、主系統のサーバのことです。

オリジナルのデータを保持・提供し、ゾーンファイルにドメイン名とIPアドレスの対応関係を記述しています。

各ドメインにつき一台のみが指名され、そのドメインに関する情報を提供する役割を担います。

セカンダリDNSサーバとは、プライマリDNSサーバからゾーンファイルを定期的にコピーして、バックアップとして機能します。

プライマリDNSサーバが故障した場合や負荷が高い場合に、セカンダリDNSサーバが代わりにドメイン名の解決を行います。

プライマリDNSサーバはDNSシステムにおいて重要な役割を担っており、安定した運用が求められます。

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