オブジェクト指向
用語
「オブジェクト指向」(object oriented、OO)についての説明です。
説明
オブジェクト指向って何ですか?
オブジェクト指向とは、プログラムの設計手法の一つで、プログラムを構成する要素を「オブジェクト」と呼ばれる単位に分割し、それらのオブジェクト間の相互作用をプログラム内に表現することで、プログラムの保守性や再利用性を高めることを目的としたものです。つまり、プログラムを構成する要素を部品のように分け、それらを組み合わせることでプログラムを作成する手法です。
オブジェクトとは何ですか?
オブジェクトとは、プログラムを構成する要素の一つで、データや処理をまとめたものです。例えば、車をオブジェクトとして考える場合、車の色や車種などのデータと、車を走らせたりブレーキをかけたりする処理をまとめたものがオブジェクトとなります。
オブジェクト指向を使うと、何が良いのですか?
オブジェクト指向を使うと、プログラムの保守性や再利用性が高まります。なぜなら、オブジェクト指向では、プログラムを部品のように分けて組み合わせるため、変更が必要な部分を容易に特定できるため、修正や保守がしやすくなります。また、同じような機能を持つ部分を共通化することができるため、プログラムの再利用性が高まります。
オブジェクト指向を実現するために、どのようなプログラミング言語が使われるのですか?
オブジェクト指向を実現するためには、オブジェクト指向言語が使われます。代表的なものに、JavaやC++、Pythonなどがあります。これらの言語には、クラスと呼ばれるオブジェクトの設計図を作成する機能があります。クラスを設計することで、オブジェクトのデータや処理を定義することができます。そして、クラスからオブジェクトを作成して、プログラムを作成します。
まとめ
「オブジェクト指向」(object oriented、OO)とは、プログラムの設計手法の一つで、プログラムを構成する要素を「オブジェクト」と呼ばれる単位に分割し、それらのオブジェクト間の相互作用をプログラム内に表現することで、プログラムの保守性や再利用性を高めることを目的としたものです。
オブジェクト指向は、プログラミング言語によって実現され、近年では多くのソフトウェア開発で採用されるようになっています。
オブジェクト指向によって、プログラムの構造を明確化し、開発者がより効率的に開発できるようになります。