クラス
用語
「クラス」(class)についての説明です。
説明
クラスって何ですか?
クラスとは、オブジェクト指向プログラミングにおける、オブジェクトを生成するための設計図あるいはひな形に相当するものです。つまり、オブジェクトを生成するために必要な属性やメソッドを定義したものと言えます。
オブジェクト指向プログラミングって何ですか?
オブジェクト指向プログラミングは、プログラミングの手法の一つで、プログラムをオブジェクトと呼ばれる単位に分割し、それらのオブジェクト同士の関係性を定義してプログラムを作成するものです。
クラスにはどんな情報が定義されるんですか?
クラスには、オブジェクトを生成するために必要な属性やメソッドが定義されます。属性とは、オブジェクトが持つ情報のことで、例えば人物オブジェクトの場合、名前や年齢などが属性になります。メソッドとは、オブジェクトが持つべき機能のことで、例えば人物オブジェクトの場合、話す、歩く、走るなどがメソッドになります。
クラスは何に使われるんですか?
クラスは、オブジェクト指向プログラミングにおいて、オブジェクトを生成するための設計図あるいはひな形として使われます。つまり、クラスを定義することで、そのクラスを元に複数のオブジェクトを生成することができるようになります。
クラスとオブジェクトの違いって何ですか?
クラスとは、オブジェクトを生成するための設計図あるいはひな形であり、オブジェクトとは、クラスを元に生成された具体的なインスタンスのことです。つまり、クラスは設計図であるのに対して、オブジェクトはその設計図を元に作られた実際の製品ということができます。
まとめ
「クラス」(class)とは、オブジェクト指向プログラミングにおいて重要な概念の一つであり、オブジェクトを生成するための設計図に相当します。
クラスは、その設計図に必要な属性やメソッドを定義することによって、オブジェクトの特徴や振る舞いを決定します。
例えば、人間というオブジェクトを生成するためには、人間の属性(名前、年齢、性別など)やメソッド(歩く、話す、食べるなど)を定義する必要があります。
クラスは、何らかの階級や分類を表す名称の一部としても用いられ、例えば「犬のクラス」というクラスがあれば、そのクラスを継承した「柴犬のクラス」や「トイプードルのクラス」を作成することができます。
クラスは、オブジェクト指向プログラミングにおいて欠かせない概念であり、多くのプログラムで利用されています。